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About : このキー配列について

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専門職向けから誰でも使えるユニバーサルデザインへ

 キーボードのキー配列は、かつてタイピストと呼ばれた専門職が、指が絡まず速く確実に入力できるためのキー配列になっています。そのため、配列がアルファベット順や五十音順にはなっていません。

 1990年代に入り、ワープロやパソコンが普及し、会社だけでなく一般家庭でも使用されるようになりましたが、一番の問題はキーボードでした。

まずはキー配列を覚えなければならない、加えてローマ字入力の場合はローマ字綴りを覚えなければいけないなどハードルは高く、キーボードアレルギーからワープロやパソコンが苦手になってしまった方も多いと思います。

 2000年代になり、携帯電話やスマホが普及しました。それにより、若年層はパソコンを使う機会が減ったため、キーボード入力が苦手な人が増えているという話を聞きます。

 

現在主流のQWERTY配列以外のキーボード配列もいくつか提案されていますが、どの配列も専門職や熟練者向けであり、経験や熟練が無くとも入力が容易なキー配列の提案は僅かでした。あっても視線や手・腕の動きが大きく、目や腕に負担がかかるものばかりでした。

 

 そこで、初めてキーボードに触れた方でも容易に日本語入力ができるキー配列を考案いたしました。五十音順配列で、キー2か所を押さえれば、日本語で使う平仮名とよく使う記号をすべて入力できるようになっています。

 

 子どもや高齢者、障がい者だけでなく、パソコンで日本語を覚えたい外国人の皆さんにも、容易に使えるキー配列だと思います。

無料で使えます!

 便利とはいっても、現在主流のQWERTY配列以外のキーボードを開発・製作するためには多額な費用がかかり、その結果、利用者も大きな負担を強いられてしまいます。

 このキー配列を実現するため、blechmusikさん作の「DvorakJ」というキー配列変更ソフトを使用しました。このソフトウエアはインターネット上で無料で提供されています。

 また、当キー配列のデータ、マニュアル、キートップ画像等を無償で提供いたします。よって、初期投資は僅かで試用・使用ができるようになっています。

 想定する利用者が子ども・高齢者・障がい者・外国人であり、高額な出費は難しいと思われますので、できるだけお金をかけない方法での提供を考えました。

 パソコンやパソコン周辺機器のメーカーにおかれましては、ぜひ当配列を採用したパソコンやキーボードを製造していただきたく存じます。

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